面倒くさい箇所1位は「レンジフード(換気扇)」!“年末の大掃除“に関する調査を実施しました。

この度、「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケット株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:浜野 勇介)は「くらしのマーケット」会員に対し「年末の大掃除」に対するアンケート調査を行い、1,265名から回答を得ました。

■調査背景

今年もあと残りわずかとなりました。今年も新型コロナの影響で在宅時間が増え、家の汚れが例年以上に気になっている人も多いかと思います。そこで、今年の「大掃除」に関して例年との違いや日頃汚れが気になっている部分について調査しました。

■調査結果概要

  • 年末の大掃除を「毎年やる」のは4割。持ち家の人ほど大掃除をやる傾向が高く。
  • 大掃除は12月下旬に実施する方が最も多い。日数は2日間、トータル3〜5時間かける様子。
  • 男性の大掃除参加意識が高い一方で、女性はパートナーに期待していない?
  • キレイにしきれない、掃除が面倒と感じるのは「レンジフード(換気扇)」「エアコン」
  • プロに掃除を頼むのは「エアコン」「お風呂」「レンジフード(換気扇)」「キッチン」「トイレ」で水回りのクリーニングが人気

■調査結果

調査1:毎年「年末の大掃除」はやりますか?

全体では「毎年やる」が44%、「やる年とやらない年がある」が38%、「毎年やっていない」が18%で、毎年やる方が最も多い結果でした。

住まい別に回答を見たところ、「持ち家」の方は「毎年やる」と答えた方が47%で、「賃貸住宅」の36%と比べて11ポイント高くなりました。持ち家の人ほど自分の資産である家をキレイに保ちたいという気持ちが強くなるようです。

image

調査2:「年末の大掃除」はいつからやりますか?何日間やりますか?(大掃除を「毎年やる」あるいは「やる年とやらない年がある」と答えた人)

年末の大掃除をいつからやるか?今年の予定について聞いたところ、「12月より以前」が19%、「12月上旬」が16%、「12月中旬」が14%、「12月下旬」が32%、「年による/未定」が20%で、「12月下旬」が最も多い結果となりました。

続いて、大掃除を何日間、何時間やるかを聞いたところ、「2日間」「3〜5時間」が最も多く、まとまった時間をとって真剣に掃除に取り組むことが窺えます。

image
image

しかし、コロナ禍前と今年で違いがあるか聞いたところ、「現在は家にいることも増えたため、細々と掃除する機会が増え、年末はそこまで大掛かりにしなくても良いかなと思う」と答える方も多くみられ、大掃除だけでなく普段から掃除への関心が高まっていることがわかりました。

●新型コロナで変わった「年末の大掃除」について

・部屋にいる時間が増えて日頃見て見ぬフリをしていた汚れをそのままにできず、掃除をする機会が増えたので、年末は軽めでいいかな?いや、部屋にいるからこそプロにピカピカにしてもらおうかな?と考え中です。(40代・女性) ・コロナ禍になってからはちょこちょこ掃除をしているので、大きな掃除は少なくなり、いつもしないところまでできるようになったと感じます。(30代・女性) ・昨年は業者依頼を一切検討しなかったが、今年は検討している。(30代・女性) ・ドアノブなどのアルコール消毒作業を追加する。(30代・女性) ・コロナウイルスだけでなく、汚れに敏感になったので、念入りに掃除をする予定。(20代・男性)

調査3:今年の「年末の大掃除」には誰が参加しますか?(大掃除を「毎年やる」あるいは「やる年とやらない年がある」と答えた人)

大掃除に「パートナー」が参加すると回答した女性は33%で、男性の52%と比べると20ポイントほど少ない実態となっています。女性のパートナーに対する期待値は低いようです。パートナーは参加しているつもりでも、女性はそうは思っていないのかもしれません。

image

調査4:各場所についての「年末の大掃除」の頻度を教えてください。(大掃除を「毎年やる」あるいは「やる年とやらない年がある」と答えた人、各箇所につき「自宅にない」と回答した人は除く)

「毎年やる」と答えた割合が最も多かったのが「キッチン」(78%)、続いて「トイレ」(77%)、「お風呂」(74%)、「洗面所」(73%)と水回りが上位となりました。

<その他の箇所の「毎年やる」の回答割合> 「レンジフード」(58%)、「窓・サッシ」(56%)、自家用車(53%)、「ベランダ/バルコニー/庭」(40%)、「洗濯機」(38%)、「エアコン」(33%)、「ソファ」(22%)、「マットレス」(20%)、「壁(室内)」(18%)

image

調査5:掃除をする中で、自分で掃除したくない(キレイにしきれない、面倒など)と感じるところはどこですか?(複数回答可)(大掃除を「毎年やる」あるいは「やる年とやらない年がある」と答えた人)

キレイにしきれていないと感じる箇所の1位は「レンジフード(換気扇)」(65%)、2位「エアコン」(60%)となりました。レンジフード(換気扇)、エアコンも汚れているとは感じつつも、素人が解体して中までキレイにするのは大変難しく、歯がゆい思いをしている人が多そうです。 また、3位は「お風呂」(41%)で、「毎日使うものだからこそ汚れが目立つ」「水垢やカビなどで汚れやすい」といった特徴も関係しているようです。

image

調査6:大掃除の一部、または全てをプロにお願いしたことはありますか?満足度は?(大掃除を「毎年やる」あるいは「やる年とやらない年がある」と答えた人)

大掃除の一部、または全てをプロにお願いしたことが「ある」と答えたのは34%となり、「ないが興味がある」は約半数の53%と最も多くなりました。 また、プロに依頼する箇所で人気なのは1位「エアコン」、2位「お風呂」、3位「レンジフード(換気扇)」4位「キッチン」、5位「トイレ」で水回りのクリーニングが人気です。

●プロに頼んだ感想

・コロナで在宅時間が増え、追い付かなくなった水回りの汚れをリセットしてもらえて大変満足しました。 ・プロ用の道具や機械を使うと、効率よく汚れ落ちも早い。他に汚れがつかないように養生などもテキパキやってくれるので、自分ではできないなーと感心します。 ・換気扇、レンジフードは自分ではなかなか出来ず プロに任せた方がとてもきれいになる。 ・プロの対応に不満が出たことはありません。個人で出来ないレベルの仕上がりで毎回満足しています。 ・自分でやったら時間がかかるがプロに頼めばその時間を自分のことに使える。 ・汚れではなくて、劣化による痛みだと思っていた風呂場の壁が、元の色を取り戻して綺麗になっていた時は衝撃的に感動しました!

■調査概要

調査タイトル :「年末の大掃除」に関するアンケート調査 調査対象 :「くらしのマーケット」会員の男女1,265名 調査期間 :2021年10月26日~11月2日 調査方法 :インターネット調査 調査主体 :みんなのマーケット株式会社